ハーレーのスポーツモデル スポーツスター
ハーレーのスポーツスターは、レースで勝つために開発したモデルで1957年に初代モデルを発売して以来、現在までスポーティーな走りを継承して販売されています。
初代モデルはショベルヘッドエンジンと呼ばれる排気量883ccのエンジンとトランスミッションが一体型になった物を搭載し、ハーレーのラインナップの中でも小柄のボディを持っているので軽快さが得られていましたが、他のメーカーの7バイクに比べてパワー不足感が目立ってきたので、1972年に排気量を1000ccにアップさせて軽快さと速さを兼ね備えたバイクです。
1986年にカムシャフトを2本にしたエボリューションエンジンへと変更され信頼性の向上が図られましたが、排ガス規制などによって現在はインジェクションエンジンへと変更されています。
現在に至るまで多くの改良を重ね、現行モデルは883ccと1200ccの2種類のエンジンのラインナップがあり多くのグレード構成となっているので好みに合わせて選ぶ事ができ、多くの自動車教習所では大型自動二輪車の教習車としてスポーツスターを採用している所が多く、乗りやすさを強調したバイクです。
また、小柄なボディは日本の道路事情に合っている事と足つき性が良い事と重量が比較的軽い事などでハーレー初心者や女性などにも人気があり、カスタム向きのバイクなので男女問わず幅広い年齢層からの支持も厚く、スタイリッシュなデザインなのでファッション性の高さも評価されています。