ハーレーの種類はエンジンでわかる
ハーレーは、他の車種と異なったエンジンを搭載させており、この部分に大きな拘りを持っている車種でもあります。基本的に、この部分を変えると排気量が大きくなるためバイクのパワーが非常に大きくなります。
ハーレーは大型バイクとして提供されているものであるため、排気量を大きくして世界で一番優秀なバイクとして提供したいという思惑もありました。そのためエンジンのマイナーチェンジが非常に多く、この部分を見ればどの年代の車種であったのかを比較的簡単に見極めることができるようになっているのです。
例えば、1900年代の後半に利用されていたものにはエボリューションとツインカムいう二つのタイプがあります。これら二つのタイプは21世紀以降にもマイナーチェンジが繰り返されていて、使われているタイプを見ると古い型か最新型かを把握できます。また、21世紀になって登場した新しいタイプとしてレボリューションというものもあります。これは、ハーレーの市販モデルの中で唯一の水冷タイプとして開発されたものです。他の車種とシステムからして全く異なるので、このタイプも非常に特徴的だということがわかります。
さらに、近年は女性の利用客を狙って軽いタイプのものが開発されている背景もあります。排気量を小さくして乗り心地を小さくしたものもあり、こちらに関しては比較的新しい種類になっています。
このように、ハーレーはエンジンの種類でどの時代の車種なのかを把握しやすいのです。