販売中止になったハーレーのサイドカーを入手する方法と運転時の注意点

サイドカーはバイクの片側に側車と呼ばれる専用の車両を取り付けたものです。荷物を積んだり人を乗せるなどの用途があり、四輪車が高価な時代は広く普及していました。
ハーレーもサイドカーモデルがいくつも存在しましたが、2011年モデルを最後に販売中止となっています。そのため、現在ではハーレー純正のサイドカーを新車で購入するのはほぼ不可能です。しかし、サイドカーモデルのハーレーを好む人は多く、中古であれば購入するのは決して難しくはありません。
サイドカー単体で売られていることも多いので、愛用のハーレーをサイドカーに改造することもできます。ハーレー純正のサイドカーなら連結部分の調整も容易なので改造の手間もかかりません。

中古のサイドカーを購入するには中古バイクの販売店で探すのが無難な方法になります。特にハーレーを多く扱う業者ならサイドカーを入荷する機会も多いので、こまめにチェックすることが肝心です。また、ハーレーの愛好家から譲ってもらう方法もありますが、個人間の取引は車両の安全性や金額の設定などに注意する必要があります。所有しているハーレーをサイドカーに改造する場合、法律上の規制などは存在しません。ハーレーを運転するのに必要な大型二輪免許があればサイドカーも運転することができます。
ヘルメットについてはバイクを運転する人の他、サイドカー部分に乗る人も着用義務があるので走行の際は注意が必要です。

サイドカーの運転は普通のバイクより難しいとされているので、愛用のハーレーをサイドカーにカスタムした後は注意が必要です。
単車の感覚で扱うと事故に遭う可能性があるため、慎重に運転するのがハーレー乗りとしての心得になります。